SOLD OUT
イタリアの伝統工芸、マイクロモザイク。
モザイクは元々教会等の建築装飾に用いられた技法で、
ジュエリーがとして作られ始めたのは18世紀後半から。
画像のピクセルと同じように、
ピースが細かければ細かいほど美しい絵が出来上がります。
アンティークジュエリーとしてその名を広めたきっかけは、
19世紀初頭に流行した「グランドツアー」。
ヨーロッパの貴族の子息たちが見分を広めるために各国を訪れる「グランドツアー」のお土産として、
写真が広まる以前の風景や情景を伝えることが出来るアイテムでした。
1点1点手作りされていることから、
同じものに出会えることもない、
それが魅力や奥深さの所以です。
こちらは軽やかなペールブルーをベースに、
マーガレットやローズなど花が花壇のように咲き誇る、
美しいフォトフレームです。
一般的なマイクロモザイクのジュエリーと異なるのが、
こちらのフォトフレームはフラワーやリーフのモチーフが、
浮き出すように組み込まれて立体的に見える点です。
インテリアのマイクロモザイクならではこそ出来うる表現であり、
フォトフレームの存在感をより引き立たせています。
ガラスの面をそっと背面に向けて押すと、
写真が入れられる構造になっています。
ピースのロスなどもない、とても良いコンディションです。
背面にITALYの刻印があります。
*製造国 イタリア
*年代 1930‐40年代頃
*素材 ブラストーンメタル マイクロモザイク
*サイズ 8.4㎝×6.4㎝ ※写真サイズは4.6㎝×3.5㎝