








シグネットリングとはイギリスの紳士が好んで身に着けている、
紋章やイニシャルを彫り込んだリング。
印影として使われることもあり、
アンティークのシグネットリングは家紋等が刻まれ、
とてつもない価値がつくものも存在します。
イギリスでは14世紀、
エドワード2世が公式文書にシグネットリングの印章を押すことを定めたことから、
王族や貴族はそれぞれのシグネットリングを所有することとなりました。
チャールズ国王も常に小指に着用されていますね。
こちらは近代になってからファッションとして作られたものですが、
CILではないかと思われるアルファベットが華やかにデザインされ、
刻印されています。
買い付け時にロールドゴールドとのことをディーラーから聞いておりますが、
退色等から見てゴールドプレーテッドではないかと思います。
ベゼル(台座)の縁や、
とりわけシャンク(リングの腕)の身体側の方のゴールドは使用により擦れ、
地金が見えてしまっています。
また、若干の歪みが見受けられますが、
着用時に不自然に感じる程ではないと思います。
シンプルで可愛らしいシグネットリング、
コンディションも含めて気に入って頂けた方へお届け出来ればと思います。
*素材 ゴールドプレーテッド?
*サイズ 9号
*重量 2.7g