SOLD OUT
1880年から1900年頃、
社交界で流行したコーリングカード。
到着時にカードを渡し、
訪問主が誰であるか伝えてもらったり、
不在の際は来訪のしるしとして手渡してもらったり。
社交場では交換することもあったようです。
そのカードを持ち歩く用途に、
この時代にはコーリングカードケースが多く作られました。
こちらのカードケースはマザーオブパールを張り合わせ、
そこに美しく模様が彫り込まれた、
職人の手仕事にため息が零れる美しい芸術作品のようなお品です。
中央にはリボンとバックル、
それを囲む草花模様。
更にその周囲には優雅な流線模様が描かれています。
日本の一般的な名刺サイズのカードがちょうど入るサイズで、
右側のポケットに厚みにもよりますが10枚程度入れて頂けると思います。
内面に張られたレザーは経年を感じさせる部分もありますが、
今も問題なく使用頂けるコンディションです。
クラスプは問題なく開閉出来ます。
120年以上も前に作られた美しいカードケース、
是非使い繋いで頂けたらと思います。
*買い付け国 イギリス
*年代 1890-1900年代頃
*素材 マザーオブパール レザー シルバートーンメタル
*サイズ 10.8㎝×7.8㎝×1.5㎝
*重量 74.0g