SOLD OUT
イタリアの伝統工芸、マイクロモザイク。
モザイクは元々教会等の建築装飾に用いられた技法で、
ジュエリーがとして作られ始めたのは18世紀後半から。
画像のピクセルと同じように、
ピースが細かければ細かいほど美しい絵が出来上がります。
アンティークジュエリーとしてその名を広めたきっかけは、
19世紀初頭に流行した「グランドツアー」。
ヨーロッパの貴族の子息たちが見分を広めるために各国を訪れる「グランドツアー」のお土産として、
写真が広まる以前の風景や情景を伝えることが出来るアイテムでした。
こちらのマイクロモザイクは1950年代頃のフォトフレーム。
この時代のマイクロモザイクはビタミンカラーの配色で作られたものが多いのですが、
珍しいホワイト系をフレームに用いた、
落ち着いた雰囲気。
薔薇、忘れな草を配したフラワーモチーフで、
写真やお部屋を華やかに彩ります。
ピースのロスはありませんが、
フレームの左部分の白いピースの表面半分が欠けている部分があります。
右側には白いピースに変色が見られます。
また、写真に被せるガラスに欠けがありますので、
開ける際等は手を切らないようご注意頂けたらと思います。
全体的にはヴィンテージの雰囲気を十分に楽しめる、
古くて美しい素敵なお品です。
*製造国 イタリア
*年代 1950年代頃
*素材 ブラストーンメタル マイクロモザイク
*サイズ 6.5㎝×5.3㎝ ※写真サイズは4.5㎝×3.5㎝
*重量 32.1g