SOLD OUT
年初にジュエリー以外の雑貨もご紹介して行きたいとお伝えしておりましたが、
ビジネスやデスク周りで使うことの出来るお品物を…
と思い描いておりました。
こちらはビジネスシーンで使うことが出来る、
カードケースです。
ヴィクトリアン後期、1880年代に作られた、
コーリングカードケース。
1880年から1900年頃、
社交界で流行したコーリングカード。
到着時にカードを渡し、
訪問主が誰であるか伝えてもらったり、
不在の際は来訪のしるしとして手渡してもらったり。
社交場では交換することもあったようです。
そのカードを持ち歩く用途に、
この時代にはコーリングカードケースが多く作られました。
マザーオブパールで作られたこちらのカードケース。
それはもううっとりするような彫刻で草花が彫り込まれ、
ただものではないご婦人が使っていたのではないかと思います。
ひとつひとつのモチーフが手で彫り込まれたもので、
手仕事の繊細さ、
美しさに拍手を送りたくなります。
一般的な55×91mmの名刺サイズがちょうど入る内寸で、
最大12枚程度入れられます。
内面にはベルベットが貼ってありますが、
経年による擦れが見られます。
残念ながら側面にマザーオブパールの剥がれがあります。
底面にも欠けが見られます。
コンディションはお値段に反映させて頂いております。
開閉は問題なく行うことが出来、
最大で90度開けることが出来ます。
140年前の流行に想いを寄せ、
使い繋いで頂ける方へお届け出来ればと思います。
*買い付け国 イギリス
*年代 1880年代頃
*素材 マザーオブパール ベルベット シルバートーンメタル
*サイズ 10.6㎝×7.8㎝×1.1㎝
*重量 52.2g
※撮影用の小物は付属致しませんが、
ラッピングをしてお届け致します。