










初めてこちらのイヤリングを手にした時、
あまりの細工の繊細さにため息が零れました。
わずか2㎝ちょっとの直径の中に、
立体的に切り出された五芒星と縁取りの細工。
高さも巧みに表現されていて、
こちらのイヤリングを創り出すのにどれだけの時間と労力を費やしたのだろうと、
職人の気概がひしひしと伝わってくるお品です。
背面のメタルには経年による変色が見られます。
お写真にてご確認の上、お買い求め頂けたらと思います。
*素材 白蝶貝 シルバートーンメタル
*サイズ 直径2.3cm
*重量 4.6g(両耳計)
<ベツレヘムパールとは>
パレスチナ暫定自治区にある、ベツレヘム。
イエス・キリスト生誕の地と言われ、
聖地であると共に、
常に様々な紛争に巻き込まれて来た、祈りの地。
ベツレヘムパールは、
元々ミサで使われる祈りの道具でした。
そして巡礼者にベツレヘムの記憶を持ち帰ってもらおうと、
お土産としてブローチやボタン、イヤリング等が作られました。
糸鋸を使い、
ひとつひとつが全て職人による手作りで作られている、
ベツレヘムパール。
度重なる紛争、
後継者不足等から、
あと10年、15年もすれば途絶えてしまうとも言われています。
現に、工房の数は50年前の1/10以下になっているそうです。
貴重なベツレヘムパールのジュエリーを、
大切に使い繋いで頂けたら嬉しいです。